開発期間、約9年を要した新型の国産主力ロケット「H3」が、いよいよ17日、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられます。
約30年ぶりとなる新型ロケットの打ち上げが迫る現地から、井上キャスターに伝えてもらいます。
井上彩香アナウンサー
「種子島宇宙センターの射場から約1.5km離れた所にあるロケットの丘展望所にいます。午後4時すぎには、ロケットの機体が射場に移動するようすをはっきり見ることができました。地元の人や観光客など多くの人が集まって、歓声をあげていました。」
機体移動の様子を映像にまとめました。
丸山純平記者
「今、H3ロケット初号機の機体が整備棟から出てきました。全長57mの大きな機体です。」
H3ロケットの機体は16日午後4時、整備組立棟から姿を現しました。機体は、人が歩くほどのゆっくりとした速さで慎重に動き、約30分かけて400m離れた発射地点へと移動しました。
H3ロケットは、これまでのH2Aに代わる新型の国産主力ロケットで、日本の宇宙ビジネスでの国際競争力を高めるため、H2Aよりも大きな衛星を低コストで打ち上げることを目指しています。
初号機に搭載される衛星は、地球観測衛星「だいち3号」で、精密な地上の画像を取得し、災害時の状況把握に役立てられるということです。
H3ロケットは当初、2020年度の打ち上げを予定していましたが、新型エンジンのトラブルで再三の延期となりました。
開発期間約9年を経て、いよいよ打ち上げを迎えます。
H3ロケットは現在、17日、10時37分ごろの打ち上げに向けて最後の調整が行われています。鹿児島テレビでは打ち上げの模様をホームページやKTSアプリで生配信します。また、FNNプライムオンラインでも生配信を予定しています。ぜひご覧ください。
約30年ぶりとなる新型ロケットの打ち上げが迫る現地から、井上キャスターに伝えてもらいます。
井上彩香アナウンサー
「種子島宇宙センターの射場から約1.5km離れた所にあるロケットの丘展望所にいます。午後4時すぎには、ロケットの機体が射場に移動するようすをはっきり見ることができました。地元の人や観光客など多くの人が集まって、歓声をあげていました。」
機体移動の様子を映像にまとめました。
丸山純平記者
「今、H3ロケット初号機の機体が整備棟から出てきました。全長57mの大きな機体です。」
H3ロケットの機体は16日午後4時、整備組立棟から姿を現しました。機体は、人が歩くほどのゆっくりとした速さで慎重に動き、約30分かけて400m離れた発射地点へと移動しました。
H3ロケットは、これまでのH2Aに代わる新型の国産主力ロケットで、日本の宇宙ビジネスでの国際競争力を高めるため、H2Aよりも大きな衛星を低コストで打ち上げることを目指しています。
初号機に搭載される衛星は、地球観測衛星「だいち3号」で、精密な地上の画像を取得し、災害時の状況把握に役立てられるということです。
H3ロケットは当初、2020年度の打ち上げを予定していましたが、新型エンジンのトラブルで再三の延期となりました。
開発期間約9年を経て、いよいよ打ち上げを迎えます。
H3ロケットは現在、17日、10時37分ごろの打ち上げに向けて最後の調整が行われています。鹿児島テレビでは打ち上げの模様をホームページやKTSアプリで生配信します。また、FNNプライムオンラインでも生配信を予定しています。ぜひご覧ください。