ビックモーターの副社長ら計13人を書類送検 警視庁捜査1課、無念の捜査失敗か?

3 個月前
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中古車販売大手「ビッグモーター」の店舗前の街路樹が枯れるなどした問題で、警視庁は4日、ビックモーターの兼重宏一前副社長(35)や東京都内4店舗の店長ら計13人を器物損壊容疑で東京地検に書類送検しました。
前回の動画でも言いましたが、警視庁のみならず警察の狙いは、明らかに兼重宏一副社長でした。
何しろ兼重副社長は、店舗を巡回し、「環境整備点検」を主導しており、社員が自分から進んで街路樹を伐採するとは考えられないので、兼重副社長の責任は問えると思っていたのです。
ところが13人を立件はしたものの、書類送検。しかも検察側に起訴の判断を委ねる「相当処分」の意見を付けたものでした。
店長ら6人は、昨年7月3日から4日、店舗前の街路樹20本を草刈り機を使って、東京都に無断で伐採した容疑です。
一方、環八世田谷店、練馬店、立川店の店長ら計7人は、各店舗前の街路樹に除草剤を撒いて、枯死させた疑いです。
これを店長個人の考えでできるでしょうか?
神奈川県警はビックモーターの元役員で環境整備推進委員だった50代の男性(動画では幹部ではない、と言っていますが、幹部ですね)が器物損壊容疑で逮捕、再逮捕されたにもかかわらず、2024年2月29日、男性を釈放し、任意捜査に切り替えました。その4日後の書類送検なわけです。
警察庁としては、神奈川県警と警視庁の捜査の進捗状況を把握していたでしょう。警視庁が逮捕を見送ったことで、恐らくは刑事事件の追及はかなり難しくなったのではないかと思います。
金融庁は2023年11月30日、損保代理店登録を取り消しました。一方、伊藤忠商事は買収を表明し、現役員が今後も経営に関与できるかは、かなり厳しいでしょう。
世間を騒がせたビックモーター事件も着地点が見えてきました。
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