今年夏季,絕不能錯過名勝壹號世界郵輪重回基隆啟航!多種優惠方案讓您輕鬆預訂心儀的日本沖繩郵輪行程,同時省下大筆開支!

KINGDOM(キングダム)運命の炎 大アクション映画として満足の1本…その前に、大切な「知っておくべき」ネタバレを冒頭にお話しします

10 個月前
-
-
(基於 PinQueue 指標)
キングダム 運命の炎
まず最初にネタバレでもありますが
大切なことなのでいいます

この作品は前編です。

原作でいうと
11巻~16巻に相当するあたりを上手くまとめている作品で、今作だけでは完結しない作品です。

第1作が2019年
大ヒットを得ての制作ですが、おそらく4部作として制作をしていると思われる展開…と考えると納得できる形になります。

そのため、「キングダム2」とナンバリングタイトルにしたのは、いまさらながらでいうと失敗で、
自作のキングダムで映画としては完結するといえます。

それは……原作を読めばわかります……





監督/佐藤信介(さとう しんすけ)
キングダム(19)
キングダム2 遥かなる大地へ(22)

いぬやしき(18)
デスノート Light up the NEW world(16)
アイアムアヒーロー(16)

出演
山﨑賢人
吉沢亮
橋本環奈
清野菜名
満島 真之介
岡山天音
三浦 貴大

山田裕貴
高嶋政宏
要潤
加藤雅也
高橋光臣
片岡愛之助
山本 耕史
長澤まさみ
玉木宏
佐藤浩市
大沢たかお

前作の「キングダム2」から物語的には次のステージに移っており、今作は原作のどこまでが描かれるのか?がポイントになっているのだが、
「おーーーなるほど」
という感想になったのだが、中には
「最初からそれを言っておいてくれよ!」
と怒る人もいるかも知れない


物語は
秦国へ攻め込んでくる隣国・趙(ちょう)は関水の砦を攻め落とし秦国内部へ進行しようとしていた。
後の始皇帝・嬴政(えいせい/吉沢亮)は長らく戦から離れていた伝説の大将軍・王騎を総大将にして立ち向かうべき、王騎を呼び出す。
王騎から「中華統一の意義」を問われた嬴政(えいせい)は、自身が課した思いを伝える。
それは、幼き頃の彼の物語で、紫夏 (しか/杏)との出会いから語りだす



前半は吉沢亮の演技がただただ素晴らしい。
彼が始皇帝になるべく覚悟を決めるまでの流れが語られるが、あれだけ後ろ向きトラウマ全開だった人間が、決意をしてからの目の輝き、眼力、胆力を感じる演技力は素晴らしい

キングダムシリーズで演じ続けているのもあるかもしれないが、まさに嬴政(えいせい)である。

過去編の気弱だが、心優しき部分の柔らかな表情もとてもいいが、やはり覚悟を決めてから雰囲気の変化っぷり
この変化度合いを観るだけでも彼の役者としてのすばらしさを感じるところだし、その覚悟に至る中で紫夏 (しか/杏)の与えた影響と彼女から受けた思いの強さ…

その部分の演出は観ていて胸を打つ部分はあるだろう。


そして後半になっての怒涛のアクションと戦闘シーン
まさに近年のアクション映画の代表作として観ておいて損はない

山崎賢人と清野菜名のコンビで危機を切り抜けて、最終目標に向かって突き進むシーンは手に汗握る部分だろう。
漫画原作であり、主人公だから…というのもあるかもしれないが、それを差し引いても、1歩でも前へ!敵を打ち取るための前進
のアクションは大きなスクリーンに見入ってしまう


そして 王騎将軍である
大沢たかお演じる王騎将軍はある意味、ここ3作での「キングダム」の顔とも言える存在感
オネエ言葉を使うというキャラ立ても抜群

天下の大将軍としてのポジションも含めて、スクリーンの中で圧倒的な存在感。


そしてシークレットゲストが2名登場
2人ともまさにはまり役…とも言えるので、観た途端に
このキャスティングは絶妙!
と納得してしまった


その一方で、今作の中でのそれぞれのキャラクターのエピソードが弱かったのは否めない
原作を読んでいた人であればすんなりと受け入れられるかもしれないが、その一方で「あっさりと処理されてしまった」と思う人も少なくないだろう。

紫夏 (しか/杏)とのエピソードはもうちょっと関わるシーンが多くあればあるほど、決意の深さへの演出にもなったのではないだろうか?

とはいえ、この映画を最初に観て、過去の2作を見返してみるのも面白いと思う。前作までの予備知識は無くてもそれなりに楽しめる映画になっている。


ここからはネタバレを含みます


「馬陽の戦い」と「紫夏編」を上手く組み込んだのはいいが、やはりシナリオ展開的にステップ感。途切れ途切れの良いところだけを切り取った感が出てしまうのは仕方ない。

一方で信が王騎に与えられた課題をクリアするのをナレーションで済ませるのは正解。あれを映像で見せられても間延びするとは思う


ナレーションとBGMの音量の違いがなさすぎて、ナレーションよりBGMのほうが大きすぎてよく聞こえない部分もあったのだが自分が鑑賞した映画館だけだろうか?




しかし小栗旬、吉川晃司の出演の仕方がウマい!
まさに次回作への布石として最良かつ最高かもしれない

李牧(りぼく)を演じた小栗旬は、まさに適役だろう。
あの軽々しく喋る雰囲気は、個人的にイメージしてた通りなので大満足

龐煖(ほうけん)を演じたのは吉川晃司
あの途中でチラチラとチラ見させていた演出が効果的で、あの強さを見せつける演出はさすがである。
るろうに剣心の鵜堂刃衛のような怪しさと怖さを魅せてくれるし次作でのアクションっぷりは楽しみ


加えて、次作で王騎将軍は亡くなってしまうと思われるので、そのあたりの感動ポイントをどうするのか?
キングダムシリーズとしてはそこで一旦終わらせるくらいのほうが良いと思うのだがどうだろうか?
-
-
(基於 PinQueue 指標)
0 則留言