内閣改造でわかる本気度

1 年前
-
-
(基於 PinQueue 指標)
内閣改造が一か月近く前倒しで明日行われるようです。各党、各派閥の入閣を狙う陳情が続いています。と言っても発表から間もないため、どの派閥も戦略的な動きや遠回しな恫喝が利かないため、岸田氏の特権事項としての本音が結果として出ることになるでしょう。

内閣支持率が急落しているので改造を早めると考えれていますが、意表を突いて急に決めるあたりに面白さがあります。どなたの意見も真摯に聞く姿勢を貫いてきた以上、こうした展開になると、誰も何も文句を言えなくなるという、うまいやり方でした。

ただ、肝心なのは中身です。ポイントはいくつかあります。
公明党から入閣はあるか・萩生田氏は続投するか・安倍派からは何人が入閣するか・高市氏がどのように扱われるか
岸信夫防衛大臣と二之湯国家公安委員長は、すでに退任が決定しているような状況ですので、お辞めになることは確実な情勢で、それ自体驚きはありませんんが、これも考えてみれば、凄いことなんです。

岸信夫氏は何と言っても安倍氏の弟。本来なら指導権を岸田氏から奪い取ってでも采配を振るっておかしくない立場にあったはずです。しかし、自らこれまで見せなかった車いす姿を見せることで、自分は健康問題から幕引きする姿勢を印象づけた。安倍派の衰退の何よりの証拠ともなる事態です。

次に二之湯国家公安委員長は、バッチをすでにはずしていることもあって、入閣はなし。統一教会問題と重なるわけですが、もう一人、警察庁長官が中村格氏も葬儀後退任するようで、これは、今後の警察の方針大転換を意味しているように見えます。

すでにわかっているだけでも大きな方向転換の流れが見えてくる。さらに、公明党から入閣がなかったとしたら、、、、これは明快すぎることになりますが、まずそれはないとは思うものの、あり得ない話しでもなく、入閣があったとしても、きっと何等かのケチのような扱いを受ける気がします。それが結構大きなサインとなって、のちに生きてくる可能性もあるので、公明党がどういう扱いを受けるかは注視していたいと思います。

もっとはっきりしているのは、萩生田氏についてでしょう。萩生田氏自ら、昨日は「まさかオレをはずすなんてことしないよな」というような内容を発表。それだけ危機感を持っているのだと思います。

岸田内閣ができた当初はまだ安倍派からの入閣を阻む力はなかったものの、萩生田氏と岸田氏は見えない火花を散らしていた印象があった。

萩生田氏のいる経産相は安倍氏の根城のような省庁で、岸田氏としてはここと清話会を切り離したいのが本音のはず。萩生田氏は「こんな大変な仕事、俺にしかできない」とおっしゃっているが、確かにそうなのだと思います。色々、今のうちに隠しておきたいような資料や情報が経産相内にはたくさんあると考えるのが自然。

岸田氏はここを切り崩すはずです。よって、萩生田氏の入閣はないか、もしくは経産相からは外したいのではないでしょうか。

無事入閣を誰も疑わっていない高市氏ですが、果たしてそうでしょうか。まあ、選挙協力した仲なので、もう一回は入閣を許すのが常識でしょうが、これももしかしてどうなるかはわからないと思います。高市氏をはずすのは、人気の上でも危険があるので、登用はするとは思いますが、果たしてどこに就くかです。きっと大したところではないのでは。

もしかしたらかなり刺激的な内閣改造になるかもしれず、新任の岡田直樹氏だけを安倍派から出して、あとは一人もいない、、、という絵の可能性さえあります。

なぜ、岸田氏がかように刺激的な人事を行うかの裏には、仲良しグループではもう国を運営できない国際事情が迫っているからです。

ソフトバンクの四半期3兆円を超す赤字。二期連続。本業は良いのにこの莫大な赤字は、中国投資の結果です。先ほどのペロシ訪台は、もしかしたら、アメリカ株式市場における中国企業の締め出しを狙ったものであるかもしれません。

いずれにしても予想される金融の異変と経済の恐るべき沈下。日本にも大波が襲いますが、世界はさらに大変な状況に陥るでしょう。その大波をいかによけるか、日本独自の姿勢が問題であり、海外勢力に良い顔をつき通して来た安倍政権のやり方を完全にシャットアウトすることが、岸田に求められているはずなんです。

彼はしきりにグレートリセットと言いますので、これから起こることについては、多少は理解しているはずです。いかに日本は大波をかぶらずに生き残るか、、、少なからず、明日の内閣改造で見えてくるものもあるように思います。

#グレートリセットはきっと今年#ソフトバンク大赤字#内閣改造
チャンネル登録もよろしくおねがいいたします


ファンクラブ&オンラインサロン「風の学習塾」
https://www.youtube.com/channel/UCYdR4KN71wDKR4-2Xxirz_g/join
公式サイト http://www.love-ai.com/
ブログ https://ameblo.jp/mademoiselle-ai/
ツイッター https://twitter.com/hoshitomori
フェイスブック https://www.facebook.com/hoshitomori
公式SHOP http://hoshitomori.net/
-
-
(基於 PinQueue 指標)
0 則留言