映画 からかい上手の高木さん
監督/今泉 力哉(いまいずみ りきや)
じんわりとした物語を描いた作品が印象的な映画監督
最近だとハロプロオタクの青年を松坂桃李が演じた
「あの頃。(21)」
「猫は逃げた(22)」
「窓辺にて(22)」
「ちひろさん(23)」
「アンダーカレント(23)」
などがあり、どれも個人的にオススメの映画でもある。
出演/
永野芽郁
高橋 文哉(たかはし ふみや)
前田旺志郎
志田彩良
江口洋介
ほか
srory
とある島の中学校。体育教師の西片(高橋文哉)が、休日にお気に入りのアニメを見ているとき1本の電話が入る
それは10年前に島から旅立った高木さんだった。
いつも高木さんにからかわれていた西片。彼女をからかい返そうと思っていたが実現できずに分かれた彼女からの電話に西片は笑顔を受かべる。
職場ではやってくる教育実習生の担当が西片になる。だがその教育実習生こそ、高木さんだった。
2人のからかい、からかわれる時間が改めて始まるのだが…
原作漫画は連載中にちらりと見たことがある程度、
テレビドラマもアニメもほぼ見ていなかったが、この映画のエモさは強烈である。
上映中の119分の内、100分間
「もう付き合っちゃえよ!」
といいたくなるほどのエモさ
主演2人の、互いを思っているのに1歩を踏み出せない姿を見せられ続ける…というのが、なんとも言葉にできないエモさ…
イライラもしないけど、もやもやもしない
見ている側は必死に応援したくなるほどのピュアな関係性がとても心地良い
純粋に
「恋愛の良さ」
を感じさせる流れなので、そういったピュアな恋愛観 がどこまで持ち合わせているかで感想は変わると思うが、初恋が甘酸っぱい記憶の人ほどドハマリするのではないかと思う
永野芽郁は、透明感のある女性を演じさせるとピカ一だと思う
「マイ・ブロークン・マリコ」でもいい演技を見せてくれたが、永野芽郁のイメージをそのままキャラクター化したかのようなよさがあっただろう。
演技力も十分なので、彼女の出演作はどれを見ても楽しめる…。
テレビドラマなどでも存在感がある彼女。
独特な声のトーンも含めて魅力いっぱい
さらに永野芽郁は毎年のように映画出演があるのも嬉しいところ
そして高橋 文哉(たかはし ふみや)
この、ニブチンの鈍感男感www
その鈍感な純情男…というか、精神的に成長していない、まだまだ思春期全開のオーラはよく出ていたと思う…というか、映画の中では、魔法使いに一直線状態な雰囲気は演技としても素晴らしいと思う
あんなにもピュアな25歳wwww
と思わせてくれるほどの演技力は拍手ものだろう。
仮面ライダーゼロワンで主演をしてからというもののいろいろな作品に出ているが、近年の「交換ウソ日記」のような高校生役ではなく実年齢と同世代の役どころ…ということもあってノビノビと演技ができていたのではないだろうか?
今年はさらなる映画作品が公開予定
ブルーピリオド
あの人が消えた
があるので楽しみ
白鳥玉季、齋藤潤らの演技も良かった
2人とも
白鳥玉季は「流浪の月」で広瀬すずの幼少期を演じていたが、演技の成長も感じされた
その前の「ステップ(20)」でも演技を見せてくれているが、ますます成長が楽しみ。
齋藤潤は今年のベスト候補ともいえる「カラオケ行こ!」の主演でもそうだったが、内気な少年を演じるのが続いているが上手いなぁ
今泉監督のらしさともいえるが、長回しの演出が効果的に使われている気がする。
それを如実に感じるのがラスト前の教室での1シーンの長回しあそこを顔のアップを頻繁に入れるようにするのではなく、長回しにしたのは本当に素晴らしい演出だと思う
そのシーンに至るまでの2人の距離感を観ている側はすべて知っているから、「ほら!頑張れ!」と応援したくなるようになっており、教室で会話をしているだけなのに2人の心の距離とリズムが近づいているのを感じるし、近づく2人のぎこちない会話の中に「好き」を相手に伝える必死さが感じられるのもよかった
また、そこに行き着くまでに2人が並んで会話するシーンでも長回しが多いのだが、冒頭からラストにかけて、少しずつ長回しの長さが伸びていっている気がする。それが無意識のうちに、2人の関係性の深さを感じられるような演出としているのかもしれない
恋愛そのものが面倒という人も一定数いるのは当然だとおもうし、恋愛で傷ついてしまって連内に距離をおいている人もいると思うけど、恋愛することで得られる感情の揺れ動きや経験。思考などもある
あと、何を持って恋愛とするのか?ということも個人差があるので線引は難しい
とはいえ、誰かを好きになること は尊いものであることは間違いない。
嬉しいことや楽しいことばかりではないし、辛いこともある
でもつらい経験をした人ほど優しくなれる部分もあるの事実
また、恋愛で得られる充実した気持ちもあるからね
そういう意味では恋愛のプラスの部分というか、恋愛の尊さを感じさせてくれる、いい映画 だったと思います
あとAimerの主題歌が素晴らしいほどこの映画にマッチしている映画のための歌詞、音楽のテイスト、声のトーンすべてがエンディングに相応しい楽曲こちらも素晴らしい演出になり、余韻につながっている
原作漫画もアニメも見ていなくてもOKな作りにできていたのは高く評価したいところ
監督/今泉 力哉(いまいずみ りきや)
じんわりとした物語を描いた作品が印象的な映画監督
最近だとハロプロオタクの青年を松坂桃李が演じた
「あの頃。(21)」
「猫は逃げた(22)」
「窓辺にて(22)」
「ちひろさん(23)」
「アンダーカレント(23)」
などがあり、どれも個人的にオススメの映画でもある。
出演/
永野芽郁
高橋 文哉(たかはし ふみや)
前田旺志郎
志田彩良
江口洋介
ほか
srory
とある島の中学校。体育教師の西片(高橋文哉)が、休日にお気に入りのアニメを見ているとき1本の電話が入る
それは10年前に島から旅立った高木さんだった。
いつも高木さんにからかわれていた西片。彼女をからかい返そうと思っていたが実現できずに分かれた彼女からの電話に西片は笑顔を受かべる。
職場ではやってくる教育実習生の担当が西片になる。だがその教育実習生こそ、高木さんだった。
2人のからかい、からかわれる時間が改めて始まるのだが…
原作漫画は連載中にちらりと見たことがある程度、
テレビドラマもアニメもほぼ見ていなかったが、この映画のエモさは強烈である。
上映中の119分の内、100分間
「もう付き合っちゃえよ!」
といいたくなるほどのエモさ
主演2人の、互いを思っているのに1歩を踏み出せない姿を見せられ続ける…というのが、なんとも言葉にできないエモさ…
イライラもしないけど、もやもやもしない
見ている側は必死に応援したくなるほどのピュアな関係性がとても心地良い
純粋に
「恋愛の良さ」
を感じさせる流れなので、そういったピュアな恋愛観 がどこまで持ち合わせているかで感想は変わると思うが、初恋が甘酸っぱい記憶の人ほどドハマリするのではないかと思う
永野芽郁は、透明感のある女性を演じさせるとピカ一だと思う
「マイ・ブロークン・マリコ」でもいい演技を見せてくれたが、永野芽郁のイメージをそのままキャラクター化したかのようなよさがあっただろう。
演技力も十分なので、彼女の出演作はどれを見ても楽しめる…。
テレビドラマなどでも存在感がある彼女。
独特な声のトーンも含めて魅力いっぱい
さらに永野芽郁は毎年のように映画出演があるのも嬉しいところ
そして高橋 文哉(たかはし ふみや)
この、ニブチンの鈍感男感www
その鈍感な純情男…というか、精神的に成長していない、まだまだ思春期全開のオーラはよく出ていたと思う…というか、映画の中では、魔法使いに一直線状態な雰囲気は演技としても素晴らしいと思う
あんなにもピュアな25歳wwww
と思わせてくれるほどの演技力は拍手ものだろう。
仮面ライダーゼロワンで主演をしてからというもののいろいろな作品に出ているが、近年の「交換ウソ日記」のような高校生役ではなく実年齢と同世代の役どころ…ということもあってノビノビと演技ができていたのではないだろうか?
今年はさらなる映画作品が公開予定
ブルーピリオド
あの人が消えた
があるので楽しみ
白鳥玉季、齋藤潤らの演技も良かった
2人とも
白鳥玉季は「流浪の月」で広瀬すずの幼少期を演じていたが、演技の成長も感じされた
その前の「ステップ(20)」でも演技を見せてくれているが、ますます成長が楽しみ。
齋藤潤は今年のベスト候補ともいえる「カラオケ行こ!」の主演でもそうだったが、内気な少年を演じるのが続いているが上手いなぁ
今泉監督のらしさともいえるが、長回しの演出が効果的に使われている気がする。
それを如実に感じるのがラスト前の教室での1シーンの長回しあそこを顔のアップを頻繁に入れるようにするのではなく、長回しにしたのは本当に素晴らしい演出だと思う
そのシーンに至るまでの2人の距離感を観ている側はすべて知っているから、「ほら!頑張れ!」と応援したくなるようになっており、教室で会話をしているだけなのに2人の心の距離とリズムが近づいているのを感じるし、近づく2人のぎこちない会話の中に「好き」を相手に伝える必死さが感じられるのもよかった
また、そこに行き着くまでに2人が並んで会話するシーンでも長回しが多いのだが、冒頭からラストにかけて、少しずつ長回しの長さが伸びていっている気がする。それが無意識のうちに、2人の関係性の深さを感じられるような演出としているのかもしれない
恋愛そのものが面倒という人も一定数いるのは当然だとおもうし、恋愛で傷ついてしまって連内に距離をおいている人もいると思うけど、恋愛することで得られる感情の揺れ動きや経験。思考などもある
あと、何を持って恋愛とするのか?ということも個人差があるので線引は難しい
とはいえ、誰かを好きになること は尊いものであることは間違いない。
嬉しいことや楽しいことばかりではないし、辛いこともある
でもつらい経験をした人ほど優しくなれる部分もあるの事実
また、恋愛で得られる充実した気持ちもあるからね
そういう意味では恋愛のプラスの部分というか、恋愛の尊さを感じさせてくれる、いい映画 だったと思います
あとAimerの主題歌が素晴らしいほどこの映画にマッチしている映画のための歌詞、音楽のテイスト、声のトーンすべてがエンディングに相応しい楽曲こちらも素晴らしい演出になり、余韻につながっている
原作漫画もアニメも見ていなくてもOKな作りにできていたのは高く評価したいところ