住民落胆「またかと」去年の台風に続く浸水被害 敷地川の氾濫で家屋に土砂流入 静岡・磐田市

静岡県磐田市でも行方不明者が1人出ています。市内では敷地川の氾濫で、付近の住宅が浸水し、住民が土砂の撤去作業に追われています。

落合健悟記者
「磐田市の敷地川です。こちら去年の台風15号でも決壊した箇所なんですが、土嚢と盛り土が崩れ、今回も決壊してしまいました」

磐田市の敷地川では、2日午後6時頃、大雨によって堤防が決壊し付近の住宅が浸水被害を受けました。

一夜明け、周辺の地域では、住民たちが家屋や車庫へ流れ込んだ土砂を掻き出す作業に追われていました。

住民の女性
「水位はひざ上くらいまできていた。土を掻き出すのが、すごくきつい作業。またかと」

3日は草地市長も現場を視察し、被害の状況を確認していきました。

磐田市 草地博昭市長
「まずは生活再建に磐田市としても全力でサポートをしていくと同時に、とにかくきめ細やかな対応をしていきたい」

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